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コロナがとどめを刺したー老舗アパレル・レナウンが経営破綻

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コロナがとどめを刺したー老舗アパレル・レナウンが経営破綻

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数多くの有名スターや歌手をCMに起用するなど日本のアパレルの名門であった株式会社レナウンが2020年5月15日(金)、東京地方裁判所より再生手続開始決定および管理命令を受けたと発表した。
購買行動の多様化などで続いた売り上げ低迷
同社は、1902年の創業以来、アパレル関連製品の企画・製造・販売を手掛け、全国の百貨店・量販店・衣料品店等に対して卸売事業を行うほか、直営店において小売事業を行っていた。

ところが、近年は、消費者の衣料品に対する購買行動の多様化、節約志向による家計に占める衣類の支出割合の低下等に伴い、売上高低迷が続いていた。

この状況を打破するため、2019年8月に中期経営計画“Target 2023”を策定し、主力事業等への選択と集中、サブスクリプションサービス「着ルダケ」事業の本格化および EC 事業の強化、不採算・低効率な売り場の見直し等を行ってきた。

しかし、2019年12月期には、消費税増税による消費低迷、夏季の台風による店舗休業、記録的な暖冬による防寒衣料の不振などにより、主力販路である百貨店向け販売が苦戦し、自助努力による経営改善にはいたらなかった。
新型コロナウィルスの感染拡大で万策つきる
これに加え、2020年3月以降は、新型コロナウィルスの感染拡大により全国の百貨店・量販店等で営業自粛の動きが広がり、これが同社にとどめを刺す形となった。

百貨店・量販店・ショッピングモールがほぼ全店休業となり、同社は2020年春夏物の商品につき、主力販売チャネルでの販売ができなくなった。

この間、同社は資金の調達および売掛金の回収に注力したが実現せず、5月中旬以降の債務の支払の目処が立たない事態となったことから、民事再生手続開始決定を受ける事態となった。負債総額は約138億7900万円。         (慶尾六郎)
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