ドロヌマ
 ドロヌマ

新型コロナの影響で「7割近くの企業で既に業績にマイナスの影響」―帝国データバンク調べ

新着ニュース30件






























新型コロナの影響で「7割近くの企業で既に業績にマイナスの影響」―帝国データバンク調べ

このエントリーをはてなブックマークに追加
新規感染者数の最多更新など新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動の停滞が懸念されている。また、政府は、雇用の維持や事業継続、地域の活性化に資する需要喚起策など緊急経済対策を進めている。

帝国データバンクは、新型コロナウイルス感染症に対する企業の見解について調査を実施した。調査は、TDB景気動向調査2020年7月調査とともに行った。
若干減少しつつある「マイナス影響の懸念」
それによると、新型コロナウイルス感染症による自社の業績への影響、『マイナスの影響がある』と見込む企業は82.7%となり、3カ月連続で減少した。

内訳をみると、「既にマイナスの影響がある」(68.4%)が前月から1.8ポイント増加し7割近くにのぼった。

借金

また、「今後マイナスの影響がある」(14.3%)は3.6ポイント減少し2カ月連続で1割台となった。
最も『マイナスの影響がある』のは『運輸・倉庫』業界
『マイナスの影響がある』を業界別にみると、『運輸・倉庫』が87.5%で最も高い。

次いで、『製造』(85.7%)、『不動産』(85.0%)となった。業種別では、「旅館・ホテル」が97.0%で最も高く、5カ月連続で95%以上の企業がマイナスの影響を見込んでいた。以下、「娯楽サービス」(96.8%)、「繊維・繊維製品・服飾品卸売」(94.1%)が続いた。             

一方、『プラスの影響がある』は、スーパーマーケットなどの「各種商品小売」が38.1%で最も高く、4割近くにのぼった。次いで、「飲食料品小売」(17.1%)、「家具類小売」(13.3%)が続いた。

7月の売り上げ見込みは、前年同月比で平均85.4%となった。減少を見込む企業は約3社に2社となり、特に前年同月比で1~20%の減少とみる企業が3割超で集中した。他方、増加を見込む企業は1割程度となり、横ばいは17.4%であった。


(慶尾六郎)

Amazon.co.jp : 借金 に関連する商品
  • MIKATA、「物流2024年問題」対策を専門家が解説する、オンラインカンファレンス実施(3月28日)
  • 若年フリーターの正社員希望率が減少傾向に―「ハタラクティブ 若者しごと白書2024」より(3月19日)
  • 企業倒産は734件、22カ月連続で前年同月を上回る。2月としては過去10年で最多 ― 全国企業倒産集計2024年2月報(3月15日)
  • 2月の「物価高」倒産57件、2カ月連続で増加―東京商工リサーチ調べ(3月12日)
  • 「不動産仲介」倒産が急増、過去最多企業の「転勤」見直しも影響。前年比7割の大幅増、引っ越しコスト増で、「住み替えニーズ」喚起も難しく(3月6日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    特集
    お問い合わせ



    モバイルサイトQRコード
    左のQRコードから
    ドロヌマモバイルサイトへアクセス
    http://www.doronumanews.com/