
株式会社帝国データバンクは、2025年に発生した上場企業倒産の動向について、調査を行った。
22年、23年、24年に続き4年連続で、1社に
それによると、2025年の上場企業倒産(12月29日16時30分現在)は、株式会社オルツ(東証グロース)の1社となった。コロナ禍以降(2020年以降)で6社目となる。
上場企業倒産は、リーマン・ショックが起きた2008年に過去最多となる33社となった。しかしその後は、アベノミクス効果や私的整理メニューの拡充、近年は総じて業績が好調に推移したことなどで、25年は22年、23年、24年に続き4年連続で、1社となった。
ただし、近年の上場企業倒産を振り返ると、2020年は金融商品取引法違反の嫌疑で強制調査が入った株式会社Nuts(ジャスダック)、2022年はインサイダー取引や金融商品取引法違反で関係者が逮捕されたテラ株式会社(東証スタンダード)。
また、2023年は、雇用調整助成金の不正受給の発覚、元会長、前社長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された株式会社プロルート丸光(東証スタンダード)、そして循環取引で売り上げの過大計上を行っていた2025年の株式会社オルツと、コンプライアンス違反を起因した倒産が断続的に発生している。
(坂土直隆)