
帝国データバンクが保有する企業概要ファイル「COSMOS2」(2025年12月時点、約150万社収録)に加え、独自で収集し、営業の実体が確認できた企業を基に、創業・設立から100年以上の企業を「老舗企業」と定義し、分析を行った。
「老舗出現率」は3.11%
それによると、2025年12月時点で業歴100年を超える老舗企業は、4万6,708社を数えた。現在のNHKがラジオ放送を開始し、普通選挙法が公布された1925年(大正14年)に創業した約1,900社が、老舗企業に加わった。
全国における老舗企業の割合を指す「老舗出現率」は3.11%と、初めて3%を超えた。
老舗企業約4.6万社のうち、業歴200年以上が1,836社、300年以上が905社、500年以上が47社となり、そのうち、日本最古の企業として有名な金剛組(578年創業、大阪府)を筆頭に「業歴1000年企業」は11社を数えた。
判明している現在の業種別にみると、最も多いのは製造業で老舗企業全体の24.4%を占めた。次いで、小売業(22.2%)、卸売業(21.2%)となり、7割近くを占めている。企業全体では、建設業やサービス業が多く、老舗企業は製造・卸売・小売が多いことがわかる。
(坂土直隆)