製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービスを提供する株式会社Specteeは、製造業に従事する経営層とサプライチェーン業務に携わる業務担当者、合計500名を対象に、「サプライチェーン強靭化」に関する調査を実施した。
自然災害への対策は、日本企業のサプライチェーン強靭化において急務に
この調査で、経営層・部長クラスに対し、「自然災害・感染症・事故・地政学リスク・サイバー攻撃・サプライヤーの倒産によって、受けたサプライチェーンの被害額について質問した。
その結果、自然災害によって被害を受けた人が最も多く、「10億円以上の被害を受けた」と回答した人は10.9%となり、「1億円以上の被害を受けた」と回答した人は、合計で約25%となった。
今後、南海トラフ地震や首都直下地震、気候変動による豪雨などのリスクが高まる中で、自然災害への対策は日本企業のサプライチェーン強靭化において急務になりそうだ。
<調査概要>
調査名称:サプライチェーン強靭化に関する調査
調査方法:インターネット調査(調査会社:株式会社クロス・マ
ーケティング)
調査期間:11月1日(金)〜11月5日(火)
調査対象者:従業員500人以上の製造業に務める経営層50人、サ
プライチェーン業務に関与・または興味のある社員
450人
【調査元】株式会社Spectee(
https://spectee.co.jp/ )
(坂土直隆)