概ね3社に1社が事業を存続
それによると、2024年度の事業存続型倒産(負債5億円以上)は、前年度を4件上回る161件判明し、3年連続の増加となった。
業種別では「サービス業」が43件(存続率42.2%)で最多となった。また、以前から事業存続型が少ない傾向にあった「建設業」では、人手不足に伴う施工能力の確保に向けたロールアップの動きなどを背景として、件数、存続率ともに上昇した。
業種細分類でみると、主に調剤薬局を営む「医薬品小売」が最多の7件で存続率100%。これは、2つの企業グループで、それぞれまとめて事業譲渡が成立した事例で、以前からM&Aが活発な業界であり、比較的事業存続がしやすい環境にあると、帝国データバンクでは推察している。
(坂土直隆)