計8件のアニメ制作会社の退出が判明
それによると、2025年1-9月に発生した「アニメ制作会社」の倒産(負債1,000万円以上、法的整理)は2件、休廃業・解散(以下「廃業」)が6件発生し、計8件のアニメ制作会社の退出が判明した。
アニメ制作会社の倒産や廃業は、二次受託(下請け)となる専門スタジオ業態以外に、直接制作を受託・完成させる能力を持つ「元請・グロス請」に属するアニメ制作会社の発生が目立った。
過去5年間に市場から退出したアニメ制作会社のうち、約半数は「元請・グロス請」だった。グロス請を担当していた「5(ファイブ)」(東京、2024年6月破産)などが経営破たんした(『ささやくように恋を唄う』はその後、別企業が制作を引き継いだ)。
コロナ禍の受注減から一転して受注が急増したことで、供給能力が追いつかず、補填するために発注した海外への制作外注費が円安で高騰したことも重なって、収益性が悪化したケースも見られた。
(坂土直隆)