
重みを増す高止まりする後継者難倒産
また、後継者難倒産が全体の倒産件数に占める割合は7.9%と1割近くに達し、昨年度の5.7%を上回るハイペースで推移している。全国の企業倒産が政府・民間金融機関による積極的な資金供給やコロナ対応の補助金などを背景に抑制されている一方で、高止まりする後継者難倒産が重みを増してきている。
業種別でみると、建設業が42件で全業種中最も多かった。建設業では、後継者不在率が2020年11月時点で6年連続の70%となり、長期にわたって10社のうち7社で後継者が決まっていない深刻な後継者不足に陥っている。

(慶尾六郎)